シンポジウム 経口避妊薬の効果と副作用
Sequential法
菊池 三郎
1
1日本医科大学第一病院産婦人科
pp.746-748
発行日 1970年8月10日
Published Date 1970/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204263
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経口避妊薬の投与法としては現在種々のものがあるが私はその中のSequential methodについて主としてその副作用を中心として日本医大第一病院産婦人科の使用経験について述べ,さらにC-quens研究会において日大沢崎教授および高木助教授らとともに集計した日本全国の17施設における成績を報告する。
Sequential methodとは投与周期の前半にはestrogenを,後半にはestrogenとgestagenを投与するもので,estrogen単味を何日間投与するかによつてeleven-tenとか,fourteen-sevenとかいわれているが,私達のところでは月経周期の5日目から1日mestranol 80γを15日間投与し,続いてmestranol 80γとchlormadinone ace-tate 2.0mgを5日間投与する方法を行なつた。
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