症例
Pierre Robin症候群の1例
飯田 和質
1,2
,
五十嵐 辰博
3
Kazutada Iida
1,2
,
Tatsuhiro Igarashi
3
1金沢大学医学部産科婦人科学教室
2福井県立病院産婦人科
3金沢大学医学部大学院
pp.429-431
発行日 1969年5月10日
Published Date 1969/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204040
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はじめに
いわゆるPierre Robin症候群は,小顎症,舌下垂,呼吸困難を主徴とする症候群で,1923年フランスの医師,Pierre Robin1)によつて,はじめて報告された。本邦では昭和31年,小川2)の報告以来,相ついでの報告3〜7)がみられるが,最近私達も本症と思われる症例を経験したので報告する。
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