学会展望
最近の産婦人科臨床研究の進歩—昭和40年日本産婦人科学会臨床大会より
鈴木 正彦
1
Masahiko Suzuki
1
1新潟大学医学部産婦人科学教室
pp.32-35
発行日 1966年1月10日
Published Date 1966/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203401
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すでにご承知のように去る昭和40年10月30日(土),31日(日)の2日間,東京サンケイ会館において藤井吉助教授会長のもと,日本産科婦人科学会臨床大会が盛大に行なわれました。わたくしも本学会に出席した一員として,人変立派な臨床大会にふさわしい運営,いたれりつくせりの準備に対し,心からお礼を申しあげるものであります。
さて本大会会場は3つに分かれ,第1会場は臨床特別講演ならびにシンポジウム,第2,第3会場は一般演題157題が15群に分れて講演が行なわれました。これから申し述べますことは,当然のことながら1人で全会場を聴くことができないため,わたくしの聴いた範囲で,わたくしなりに感じたことをお話してみたいと思います。わたくしは主として第1会場におり,ごくわずかの時間第2会場悪性腫瘍群を聴いたのみでした。したがつてこれからお話しますことも特別講演ならびにシンポジウムについてであります。
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