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薬剤
子宮卵管造影法におけるLipiodol ultra fluidの使用経験
Experience with lipiodol ultra fluid in hysterosalpingography
堤 志津
1
,
佐々木 太郎
1
Shizu Tsutsumi
1
1新潟大学医学部産婦人科教室
pp.679-682
発行日 1965年8月10日
Published Date 1965/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203324
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はじめに
子宮卵管造影法は子宮腔の形状,奇型,炎症,新生物,妊娠,卵管腔の形状,病変,疏通の状況等を知るために用いられる検査法の一つで,不妊娠の検査を初めとして,臨床上の応用範囲は広い。
われわれは新油性造影剤Lipiodol ultrafluidを用いて不妊症24例,卵巣腫瘍4例,月経困難症3例計31例について,子宮卵管造影法を行ない,臨床的にその造影剤の優れていることを認め,諸家の報告と一致するのでここに報告する。
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