特集 新生児の研究と臨床--第1回新生児研究会シンポジウム
分娩障害後遺症
Apgar-scoreと後障害との関連性
馬場 一雄
1
,
檜垣 嘩夫
1
,
中村 聖
1
,
村木 悦子
1
,
吉野 良寿
1
,
佐野 幹子
1
,
名取 光博
2
,
柳田 昌彦
2
,
藤井 とし
2
,
小宮 弘毅
2
,
内海 捨三郎
2
,
服部 智
2
,
岡 宏孝
2
Kazuo Baba
1
,
Mitsuhiro Natori
2
1日本大学医学部小児科学教室
2都立築地産院
pp.107-109
発行日 1964年2月10日
Published Date 1964/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202976
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従来分娩傷害とその後遺症との関係をみたものでは,Retrospectiveには馬場,有馬,福山などかなりの報告がみられるが,Prospectiveにみた報告は少く,わずかに津野,内藤,九嶋などの報告がみられるだけのようである。
我々は後遺症をProspectiveに観察する意味で,新生児仮死の程度をあらわすApgar-scoreを用い,これと後遺症との関連性を若干追求したので報告する。
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