Japanese
English
グラフ
Pelvic Arteriographyによつて診断し得た絨毛上皮腫像
Chorionepithelioma diagnosed by means of pelvic arteriography
相馬 広明
1
,
武市 恂
1
1東京医科大学産婦人科教室
pp.451-452
発行日 1963年6月10日
Published Date 1963/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202820
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絨毛上皮腫が血行性に富む腫瘍である点に着目しての特殊診断法として,私共は骨盤動脈血管撮影法(Pelvic Arterio—graphy)を行なつて来ている。この方法は腫瘍の局在的形態診断法ともいうべきであつて,その術式は非観血的に股動脈より挿入したカテーテルにより造影剤(76%Urografin)を注入し,と同時にロール・フイルムを用いて10秒間連続撮影をする。その結果腫瘍部に相当して撮し出されたhyper—vascularな像や,不規則な輪廓像などを診断の指標とする。そのうちの2例を秒を追つてお目にかける。
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