Japanese
English
座談会
新生児外科について
Neonatal surgery
安藤 畫一
1
,
小林 隆
2
,
伝田 俊男
3
,
長谷川 敏雄
4
,
松本 淳
5
,
若林 修
6
1慶大婦人科
2東大婦人科
3慶大外科
4日赤中央病院
5東大整形外科
6日大外科
pp.436-452
発行日 1962年6月10日
Published Date 1962/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202636
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安藤(司会) それでは開会いたします。今日の座談会は臨床婦人科・産科の編集同人の希望によつて開いたのであります。先月の編集会議で,何か新しい方面の座談会を,産婦人科以外の諸君によつて催していただきたいという希望が出ましたので,結局いろいろ談合の結果最近外科方面が非常にこまかくわかれてきて,そのうちで,われわれ産婦人科に直接の関係のある新生児小児の外科というのが,目立つて発展してきたということを,われわれは知つているのでありまして,これを今日の題材にして,その道の専門の諸君をお招きしてお話をしていただきたいということが出たのであります。そこで,今日お集まりの日大の外科の若林教授,東大の整形の松本講師,それから慶応の外科の伝田講師の3君にお願いして,小児外科と申しますか,あるいは新生児外科と申しますのか知りませんが,新生児あるいは小児の外科に関する新しいところを,一つお話をしていただきたいというのが今日の座談会の目的であります。実は私は少し前からこの方面に興味をもつて,まあここに来られている伝田君らにも教えられて,いくらかこの方面に関心をもつている関係で,私が司会者になりまして,諸君らにお話しをしていただくことになりましたわけであります。今日私が計画したのは,そこに掲示してありますような内容の別表で,皆さんにお話しを進めていただければよくわかるんじやないか,こう思いましたのであります。それが今日の座談会を催したいきさつであります。
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