Japanese
English
症例報告
黄体ホルモンの長期大量投与がその発生に関係したかと思われる晩期妊娠中毒症の1例
A Case of late toxemia of pregnancy, which seemed to be related to prolonged administration of large dosage of progesterone
斎藤 弘
1
,
高橋 礼二
1
Hiroshi Saito
1
,
Reiji Takahashi
1
1弘前大学医学部産婦人科学教室
pp.273-275
発行日 1959年3月10日
Published Date 1959/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201927
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はしがき
わたくしは最近,妊娠8ヵ月・切迫早産の1例に,Progesteroneを長期にわたつて大量投与したところ,定型的な晩期妊娠中毒症の発生をみた。この症例はどう解釈してよいのか,その理解に苦しんでいる。ここにその臨床経過の概要を報告して,諸家の御批判をこう次第である。
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