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同人放談
子宮頸癌予防法の合理化に残された半面
Modern prophylaxis for cervical cancer of uterus
安藤 畫一
Kakuichi Ando
pp.207
発行日 1959年2月10日
Published Date 1959/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201915
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子宮頚癌の予防法としての第1歩は,尚お肉眼的不可視で無症状の時代—組織的には前癌かまたは侵入前癌の状態—を診定した後に,第2歩として変化部位を合理的に切除することである。これは医師側の実施すべき半面であるが,無症状な変化を検診の対象とする関係からして,婦人の認識的受診または強制検診を必須とする半面がある。医師側の半面は最近となつてやつと合理化されたが,婦人側の半面が尚お残された問題である。
そこでこれ等に関する現状の要点を述べて見る。
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