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薬剤の臨床
産婦人科領域に於ける「バルコゾール錠」Dioctyl Sodium Sulfosuccinateの臨床経験
Experience with Barcosol tablet (Dioctyl Sodium Sulfosuccinate) in obstetrics and gynecology
西島 義一
1
,
中村 弘道
Giichi Nishijima
1
1鳥取大学医学部産婦人科教室
pp.731-733
発行日 1958年9月10日
Published Date 1958/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201820
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産婦人科領域に於いて便泌は屡々見られる現象であつて特に妊娠時,産褥時或いは手術後等に於いてその傾向が多く従来種々の下剤,浣腸が使用されて来たが,一時的な効果しか得られなかつたり,習慣を生じたり,時に不快な副作用を見る等の欠点があつた。
我々はDioctyl Sodium Sulfosuccinateを主剤とする「バルコゾール錠」を術後患者及び褥婦に試用し若干の成績をみたのでここに報告したい。
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