Japanese
English
症例研究
臍帯過度捻転によると思われる子宮内胎児死亡の1例
A case of intrauterine fetal death probably caused by excessive torsion of umbilical cord
岡田 和親
1
Kazuchika Okada
1
1市立大町病院 産婦人科
pp.694-696
発行日 1957年10月10日
Published Date 1957/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201621
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緒言
臍帯の過度捻転による子宮内胎児死亡については,1838年D'Outrepontが始めてその症例を報告し,本邦に於ては1917年菅野の報告以来石塚(1952)迄僅か10数例に過ぎず,その後国富,肥後,三原,藤田,赤岡等及び小平等の報告を見るのみである。最近私も臍帯の過度捻転が原因と思われる子宮内胎児死亡例に遭遇したのでここに報告する。
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