Japanese
English
症例研究
分娩及び産褥時の外陰血腫
Vulval hematoma at the time of delivery and in the puerperium
矢内原 啓太郎
Keitaro Yanaihara
pp.335-338
発行日 1957年5月10日
Published Date 1957/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201552
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
序
本症に就いては成書にも記載があり本邦の文献も多数見られ小畑,田代等の綜合報告もあるがその症状は極めて軽症から致命的重症に至るまで千差あり,治療に就いても学者により意見を異にし成因に関しては尚充分明かでない点もあるので,筆者最近の症例報告に兼ねて手近の文献から綜説を試み卑見を加えた。本来如斯症例報告に当つては文献を渉読する繁雑から兎角ためらい勝ちになり易いが若し多少の参考に供し得れば甚幸である
Copyright © 1957, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.