Japanese
English
原著
開腹術後の疼痛緩和の試み
Attempt to lessen the pain follwing laparotomy
小林 敏政
1
,
浜田 豊之
1
KOBAYASHI TOSHIMASA
1
1都立大塚病院産婦人科
pp.211-219
発行日 1957年4月10日
Published Date 1957/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201526
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近時麻酔学の進歩によつて無痛下に開腹手術を受けられる様になつたが,然しそれは手術時のみで術後の疼痛不眠等の苦痛の緩和については尚不充分であるので,このための実験が最近行われつつある。我々はこの目的のためにクロールプロマジン(ウィンタミン)と同じくフェノチアジン誘導体である,パカタール及びクロールプロマジンにグレラン,塩酸ジフエンヒドラミン等を配したノブロン注Aを各別総計59例に試用した経験を報告する。
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