Japanese
English
原著
頭蓋圧迫と児心音の変化—カルヂオタコグラムによる観察
Changes in fetal heart sounds and cranial suppression: Observations utilizing cardiotachogram
幡 研也
1
,
後藤 仲
1
Kenya Hata
1
1東北大学医学部産婦人科教室
pp.543-545
発行日 1956年8月10日
Published Date 1956/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201399
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Ⅰ緒言
先に本学環境医学松田教授はエレグトロカルヂオグラムのR棘を応用し心搏間隔を描記するカルヂオタコグラムを創案した。後福田並びに我々は棘のかわりに心音を吸収増幅その第一音波を用いて心搏間隔を描記する装置を創案し発表した。福田はこれにより成人,母体内胎児,新生児につき詳細な実験を試みその成果を発表した。我々はその追試と1〜2の実験を試みたのでその結果を簡単に報告する。
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