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妊娠中の子宮腟部の形態(その2)
花岡 需
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1慶應義塾大學醫學部産婦人科教室
pp.189-197
発行日 1949年5月10日
Published Date 1949/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200204
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第2編 妊娠中腟部に起る各種形態の成因
第1章 子宮口唇消失形の成因.
1)下向部の下降度.(第4表參照)
現在前唇消失形は專ら兒頭下降の爲に起るとされているが,余の經驗では,該形は兒頭の固定深くとも必發に非るは勿論,逆に下向部が未だ高位でも現れる事がある.
因て該形と固定度との關係を檢討せんとし内診所見より,個定度を以下の如くに分類した.なお之は下向部の"動く""動かない"には無關係である.
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