今月の臨床 妊娠高血圧症候群のベストマネジメント
管理と治療
4.分娩タイミングと分娩様式決定法
山崎 峰夫
1
1医療法人財団パルモア病院産婦人科
pp.1104-1110
発行日 2014年11月10日
Published Date 2014/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200036
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●母体の重大な健康障害や胎児機能不全(あるいはそれらの前兆)の所見が得られれば,速やかな妊娠終結が必要である.
●妊娠高血圧症候群による母体の健康障害を回避するために,重症型では妊娠34週以降,軽症型では妊娠37週以降に原因治療としての妊娠終結を図る.
●分娩様式は通常の産科的適応に従って決めるのが原則であるが,母児の安全確保の観点から症例ごとあるいは施設ごとの個別要因をも考慮したうえで最終方針を選択する.
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