今月の臨床 これを読めばすべてわかる―最新の産婦人科超音波診断
IV 産科における超音波診断─妊娠中・後期
[胎児の発育とwell-beingの評価]
1.胎児計測と児体重推定―Fetal biometry and fetal weight estimation
篠塚 憲男
1
1胎児医学研究所
pp.649-655
発行日 2010年4月10日
Published Date 2010/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102351
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子宮内の胎児の発育が正常であるか否かを見極めることは胎児の健康状態を知る最も基本的な手段といえる.超音波が産科臨床に用いられるようになって以来,数多くの人々が発育診断の研究に携わり,種々の推定児体重式が考按されてきた.本稿では日本超音波医学会としての推奨方式1~3)を基本に,胎児の計測,体重推定法3~5)とそれらの基準値および評価法について概説する.
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