連載 病院めぐり
呉医療センター・中国がんセンター
水之江 知哉
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1呉医療センター・中国がんセンター
pp.1060
発行日 2007年8月10日
Published Date 2007/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101552
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当院の前身は明治22年創設の呉海軍病院ですが,第2次大戦後のイギリス,オーストラリア軍による接収が解除され,国立病院として発足したのは昭和31年10月です.その後,平成16年に行われた国立病院・療養所の独立行政法人移行に伴い,現在の名称である「独立行政法人国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター」となりました.
病院は広島市から電車で約30分南へ下った呉市にあり,呉市街および港湾を眺望できる高台に位置しています.病院前は都市街路公園となっており,大きな老松の並木道,赤レンガの敷石の歩道が整備され,美術館,博物館が並ぶ閑静な風致地区となっています.診療科は25診療科で病床数は700床を有し,地域がん連携拠点病院,救命救急センター,災害拠点病院,地域周産期母子医療センター,臨床研修指定病院など地域の中核病院の役割を果たしています.
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