Japanese
English
手術手技シリーズ 関節の手術<下肢>
鏡視下半月板の手術
Arthroscopic Meniscus Surgery
池内 宏
1
Hiroshi Ikeuchi
1
1東京逓信病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Tokyo Teishin Hospital
キーワード:
関節鏡
,
arthroscope
,
バスケットパンチ
,
basketpunch
,
半月板部分切除
,
partial meniscectomy
,
半月板全切除
,
total meniscectomy
,
半月板外周縁部縫合術
,
parameniscal repair
Keyword:
関節鏡
,
arthroscope
,
バスケットパンチ
,
basketpunch
,
半月板部分切除
,
partial meniscectomy
,
半月板全切除
,
total meniscectomy
,
半月板外周縁部縫合術
,
parameniscal repair
pp.805-814
発行日 1989年7月25日
Published Date 1989/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908143
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はじめに
鏡視下手術は後療法の容易さ,社会復帰の早さなどから,短期間に普及したが,さらにビデオカメラの開発によって拍車がかかり,ビデオカメラなしには手術ができないのか,という質問を受ける現状である.ビデオモニターのみをみて手術する方法が普及しているためである(図1).同法は術者にとって容易ではあるがいくつかの欠点もある.その中で最も困ることは軟骨の病変または手術による損傷などの詳細がモニター上では明視できないことである.したがって直接関節鏡でみながら手術する経験をへてからモニター上で行うことをおすすめしたいので,直視下の手術について述べる.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.