Japanese
English
手術手技シリーズ 関節の手術<下肢>
Charnley人工股関節手術手技上のpitfallsとその対策〈後編〉
Pitfalls in Operative Technique of Charnley Total Hip Replacement and their Solution
寺山 和雄
1
,
前田 敏明
1
,
小林 千益
1
Kazuo Terayama
1
1信州大学医学部整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Shinshu University Schoot of Medicine
キーワード:
人工股関節
,
total hip replacement
,
チャーンレイ
,
Charnley
,
手技
,
technique
Keyword:
人工股関節
,
total hip replacement
,
チャーンレイ
,
Charnley
,
手技
,
technique
pp.1227-1238
発行日 1988年10月25日
Published Date 1988/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907963
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
11.ソケットのトリミング時のpitfalls
オージーソケットにトリミングエイドがつくようになってからトリミングがやりやすくなった.しかしうっかりミスは起こりうる.
①トリミングエイドの後方のフランジは外方に張り出し,股臼後壁とのアンカー効果を高めるようにできている.前後方向を逆転してとりつけないように注意しなければならない.トリミングエイドそのものに"posterior"という目印がついているから,それが後壁にあたるようにセットすること.ハンドルを頭側に向けた状態では,右側では"R"の目印,左側では"L"の目印が前方にくる.トリミングエイドをセットした後,トリミングを開始する前に直接股臼にあてがってみて,"posterior"の目印が後方にくることを確認する操作が重要である(図28).
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.