Japanese
English
検査法
腰椎椎間板ヘルニアに対する腹臥位CTミエログラフイー
Prone CT-myelography for Diagnosis of Lumbar Disc Herniation
浜田 修
1
,
船越 正男
1
,
石崎 仁英
1
,
佐井 伸男
1
Osamu Hamada
1
1船越整形外科病院
1Funakoshi Orthopaedic Hospital
キーワード:
CTミエログラフィー
,
CT-myelography
,
腹臥位
,
prone position
,
腰椎椎間板ヘルニア
,
lumbar disc herniation
Keyword:
CTミエログラフィー
,
CT-myelography
,
腹臥位
,
prone position
,
腰椎椎間板ヘルニア
,
lumbar disc herniation
pp.289-294
発行日 1988年3月25日
Published Date 1988/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907800
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抄録:CT-myelography(以下CTM)は,腰椎椎間板ヘルニアの画像診断法として広く行われている.通常,腰椎レベルのCTMは仰臥位で撮影されるが,これは,metrizamideの拡散により,撮影時の体位の影響は少ないと考えられているためである.28例の腰椎椎間板ヘルニアを対象とし,仰臥位と腹臥位の2つの方法でCTMを施行して,比較検討した.その結果,くも膜下腔のmetrizamide濃度は必ずしも均一ではなく,体位による影響を受けることが明らかとなった.特にL3/4およびL4/5椎間板ヘルニアにおいては,腹臥位CTMのほうが診断価値の高いCT像が得られる場合が多い.なお,腹臥位に伴う呼吸性動揺の影響は殆ど無視できることがわかった.
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