巻頭言
第1回日本整形外科学会基礎学術集会を開催するにあたって
野村 進
1
1金沢大学整形外科
pp.529-530
発行日 1986年5月25日
Published Date 1986/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907409
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日本整形外科学会では,毎年春に総会と年次学術集会を同時に開催していますが,この学術集会を基礎と臨床に分離してはという意見が,第52回日整会津山直一会長により提唱され,以来検討を重ねた結果,昨年の第58回赤星義彦会長の時にその分離が決定され,本年の第1回基礎学術集会を私が担当することになりました.
顧りみますと昭和48年に骨・関節の基礎を語る会が発足し,昭和56年には整形外科基礎研究会と改称され,昨年の第13回まで発展して参りました.しかしこの研究会も演題数の増加や,若い研究者だけを対象とする会として無理が生じ,もはや研究会というよりは学会という方が適切な状態となりました.
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