Japanese
English
臨床経験
側彎症におけるコトレル牽引療法の検討
Cotrel Traction for Patients with Scoliosis
鈴木 愉
1
,
大木 勲
1
,
増渕 正昭
1
,
大井 淑雄
1
,
御巫 清允
1
Satoshi Suzuki
1
1自治医科大学整形外科学教室
1Department of Orthopaedic surgery, Jichi Medical school
キーワード:
コトレル牽引
,
Cotrel traction
,
側彎症
,
scoliosis
Keyword:
コトレル牽引
,
Cotrel traction
,
側彎症
,
scoliosis
pp.301-306
発行日 1984年3月25日
Published Date 1984/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906927
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側彎症に対するコトレル牽引療法については,1964年Cotrelが報告して以来,欧米をはじめ我国でも追試され,比較的良好な成績が得られることから保存療法の1つとして,又術前訓練による矯正可能区域の指標として現在も多くの整形外科医によって試みられ,その効果についての報告も多く出されている.しかし本法は自分の力で牽引力を調整できるという特徴を有しているが,至適牽引力についての検討はほとんどなされていない.
当教室では,昭和54年より本法による側彎矯正角の変化をX線撮影および筋電図を用いた運動学的検討が行われている.これらの結果を報告する.
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