Japanese
English
論述
人工膝関節置換術—1.人工膝関節の変遷と現況
Total Knee Replacement: Evolution and Current Status
山本 純己
1
,
八野田 実
1
Sumiki YAMAMOTO
1
,
Minoru HACHINODA
1
1松山赤十字病院リウマチセンター
1The Centre for Rheumatic Diseases, Matsuyama Red Cross Hospital
キーワード:
人工膝関節置換術
,
total knee replacement
,
岡山大型(児玉・山本型)人工膝関節
,
Kodama-Yamamoto knee prosthesis
,
人工膝関節置換術の変遷
,
evolution of TKR
,
人工膝関節置換術の現況
,
current status of TKR
Keyword:
人工膝関節置換術
,
total knee replacement
,
岡山大型(児玉・山本型)人工膝関節
,
Kodama-Yamamoto knee prosthesis
,
人工膝関節置換術の変遷
,
evolution of TKR
,
人工膝関節置換術の現況
,
current status of TKR
pp.822-828
発行日 1981年9月25日
Published Date 1981/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906407
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はじめに
人工膝関節置換術はより歴史の古い人工股関節置換術にくらべ,まだ成績が不安定だといわれている.はたしてそうであろうか.私たちの経験では,むしろ逆で,正しい手術が行われるならば,人工膝関節置換術のほうが安定した信頼のおける手術になつたと思われる.
安定した,信頼のおける成績をえるためには,①人工膝関節のデザイン,②正確な手術手技,③患者の選択,について総合的に理解する必要がある.これらの3点の見地から,人工膝関節置換術の現状と問題点とされているところを述べる.第1編では,とくに人工膝関節置換術の変遷および現在の人工膝関節のデザインについて述べたい.
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