装具・器械
第5中足骨基部骨折の装具療法について
数佐 正邦
1
,
力田 忠義
1
,
倉田 利威
1
,
岡本 則昭
1
,
平松 伸夫
Masakuni KAZUSA
1
1広島鉄道病院整形外科
pp.1116-1118
発行日 1978年12月25日
Published Date 1978/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905818
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はじめに
足部の外傷は日常よく経験するものであるが 足を内反位に捻挫した際にしばしば生じる第5中足骨基部骨折は,下駄骨折とも呼ばれ,骨折の中でも多いものの1つである.
過去3年間,我々は42例の同骨折を経験し,いずれも我々の考案した足底板を装着することにより,ギプスからの解放と同時に足関節の拘縮を予防し,治療期間の短縮をはかつてきたので,これを紹介すると共に苦干考察を加えて報告する.
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