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                                    プロの路
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                児玉 俊夫
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1岡山大学整形外科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.203
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1978年3月25日
                  Published Date 1978/3/25
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905676
                
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- 文献概要
最近ある方に,この頃immunologistは多くなつたが,rheumatologistはあまりふえていないのではないか,といわれて,はつとした.この20年間のリウマチ学会の発展はすばらしい.整形外科学会もそうだが,これが同一の学会だつたのかと思わせるほどだ.特にリウマチ学会では免疫学に関連した業績が賑つている.しかし,関節リウマチの患者と四つに取り組んだ内容のものは少なく,米国における膝関節滑膜切除術の多施設5年追跡の報告も尻すぼみになつている.患者の側に立つて努力する専門家は海外でも少ないようだ.今日の基礎的研究は明日の臨床に連なるといわれるが,臨床医は常に患者の身になつて考えることも必要だ.
また先日,某大学に伺い,そこの整形外科の医局員の方々と懇談した際に,ある方より「私は今リウマチグループに所属しているが,整形外科とリウマチの将来性は」と問われた.ここで私たちはプロとアマの区分を明確にしておかねばならないと思う.
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