論述
慢性関節リウマチの膝関節造影像—第二報 滑膜像について
冨士川 恭輔
1
,
田中 義則
1
,
戸松 泰介
1
,
柴崎 昌浩
1
,
松林 経世
1
,
島津 孝
2
,
伊勢亀 冨士朗
2
Kyosuke FUJIKAWA
1
1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
2佐野厚生総合病院整形外科
pp.738-744
発行日 1977年8月25日
Published Date 1977/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905567
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はじめに
1900年代初期にRobinsohnおよびWehrendorffによりはじめて空気を用いて行われた膝関節造影法はいろいろと改良が加えられ,1959年にはAndrenおよびWehrinにより水平X線軸二重造影法が発表され飛躍的進歩をとげた.
現在水平X線軸膝関節二重造影法は日常臨床に広く応用されているが,その対象はいずれも半月損傷に限定されている憾みがある.
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