境界領域
Iliofemoral areaの動静脈系について—Microsurgeryの立場からangiogramよりのapproach
片井 憲三
1
,
小島 哲夫
1
,
城戸 正詩
1
,
清田 幸宏
1
,
大宮 建郎
1
,
小林 晶
1
,
沼口 雄二
2
Kenso KATAI
1
1九州大学医学部整形外科学教室
2九州大学医学部放射線科学教室
pp.682-690
発行日 1977年7月25日
Published Date 1977/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905555
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はじめに
microsurgeryの普及は各分野に及び整形外科領域でもKleinert,玉井等の努力により益々活発となり,日々新たに種々の問題が提起されているといつても過言ではない.
その中で血管柄付遊離皮膚移植(free skin flapと略す)は1973年にTaylor15)が初めて臨床成功例を報告したのに始まり,著者も1974年から主にsuperficial inferior epigastric artery(以下s. i. e. a.と略す)を中心とするいわゆるfree hypogastric skin flapを8例に試みている.
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