学会印象記
第3回先天股脱研究会印象記—股関節造影の問題点と限界
坂口 亮
1
1整肢療護園
pp.666-669
発行日 1972年8月25日
Published Date 1972/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904726
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第3回先天股脱研究会は,整形外科学会総会2日目の4月7日(金)の夜,井村慎一講師はじめ金沢大学の教室の方々のお世話で会合を持つことができた.学会2日目の晩は大てい同門会などが行なわれるが,それにもかかわらずなかなかの盛況で,参会者は優に100人を越したと思う.あらかじめ中心テーマは「股関節造影の問題点と限界」ときめられ,応募演題が14題もあつて立派なプログラムができた.
ただ,3時間足らずの間に演説を巧く消化してその上討論を尽せるか,ということに幹事の方の非常な御苦心があつたと思う.結果としてまことに意義のある面白い会であつた.
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