臨床経験
踵骨骨折治療法の検討
末沢 慶紀
1
,
石井 良章
1
,
鈴木 邦雄
2
Yoshinori SUEZAWA
1
1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
2高岡市民病院整形外科
pp.523-533
発行日 1971年6月25日
Published Date 1971/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904560
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緒言
関節面の破壊を伴う踵骨骨折の治療は従来より幾多の方法が試みられているにもかかわらず,その予後ははなはだ不良な場合が多い.
われわれは昭和31年1月より昭和45年5月に至る過去15年間に慶大整形外科および高岡市民病院整形外科において治療した踵骨骨折患者について予後調査を行ない,いささかの知見を得たので本症の治療上の問題点について若干の考察を加えて報告する.
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