臨床経験
月状骨軟化症の治療
渡辺 健児
1
,
広島 和夫
1
,
多田 浩一
1
,
加賀 完一
1
Kenji WATANABE
1
1大阪厚生年金病院整形外科
pp.313-318
発行日 1970年4月25日
Published Date 1970/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904390
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月状骨軟化症が1910年Kienböckによつて外傷性月状骨壊死として報告されて以来,その発生病理や治療を中心としていくつかの検索発表がなされてきたが,現在なお成因に関して定説はなく,治療法も確立されていない状態である.
昭和33年から昭和年42年までの10年間の月状骨軟化症治療例は24例(男22例,女2例)で手術時平均年齢は28.8歳(15〜63歳)である.
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