骨腫瘍カラーシリーズ
9.Osteosarcoma/10.Parosteal osteosarcoma
骨腫瘍委員会
pp.77-80
発行日 1970年2月25日
Published Date 1970/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904360
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症例13:12歳の男で,約4カ月前より跛行,右下腿近位部に腫脹が生じ骨髄炎の診断にて化学療法を受けていた.来院時右下腿近位部に腫脹が著明で圧痛および静脈怒張あり,腫瘍は弾性硬で輪廓不鮮明である,43年9月右大腿下部より切断.同年12月両肺野に転移.頭蓋骨にも転移出現,44年5月10日死亡(岩手医大).
症例14:12歳の男で約3ヵ月前より左股関節痛,蹟行を訴えて、ヘルテス氏病または結核性股関節炎として治療されていた.来院時右股関節部に腫脹変形著明,静脈怒張があり,右肺野に数個の転移を認める.発症後8ヵ月にて死亡(岩手医大).
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