カンファレンス
骨腫瘍—これはなんでしよう〔16〕
古屋 光大郎
1
,
骨腫瘍症例検討会
1東京医科歯科大学医学部整形外科学教室
pp.1090-1092
発行日 1968年12月25日
Published Date 1968/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904020
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症例
A:患者は39歳男性で,本年4月2日朝,起き上ると右膝部に疼痛を感じ,近医受診してレ線検査を受け,異常陰影を指摘されて当科を紹介された.来院時のレ線検査は写真(第1図)に示すごとく右脛骨上端前外側部に骨吸収像があり,骨皮質は外側部で一部消失しています.
血管造影においては著明な血管の増生やプーリングを認めませんでした.
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