論述
幼小児の手の熱傷における特殊性と治療
難波 雄哉
1
,
富田 満夫
1
,
丸石 学
1
Katsuya NAMBA
1
1長崎大学医学部整形外科学教室
pp.1064-1070
発行日 1968年12月25日
Published Date 1968/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904015
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緒言
熱傷の治療は,熱傷の広さ,深さ,熱傷をうけた部位,患者の年齢,患者の肉体的条件などによつて一様でないところにその難しさがある.
幼小児の手の熱傷も例外でなく,手という部位的特徴に,さらに幼小児としての年齢的条件が加わつて,受傷機転,病態などをはじめ,その治療にも成人と異なる多くの問題点をあげることができる.
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