国際学会印象記
『COMPARTMENT-SYNDROME UPDATE 2001第2回国際シンポジウム』に参加して
紺野 愼一
1
1福島県立医科大学整形外科
pp.1041-1042
発行日 2001年9月25日
Published Date 2001/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903360
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COMPARTMENT-SYNDROME UPDAYE 2001国際シンポジウムが,3月9日から11日の日程でドイツのIRSEE MONASTERYで行われた.第1回目は1996年に32名のシンポジストにより行われている.第2回目の今回は,招待されたシンポジストは68名で,日本からは私を含めて4名が参加した.主催はMILITARY HOSPITAL OF ULM外科で,会長がウルム大学外科のH.GERNGROSS教授であった.私はコンパートメント症候群に興味のありそうな大学院生3名を引き連れて参加した.
われわれがフランクフルトのホテルに到着すると,礼儀正しいウルム大学の医学生が,われわれと南アフリカから参加したMars先生をホテルのロビーで待っていてくれて,われわれを大きなワゴン車に詰め込み,彼の運転でウルムまで平均150km/時の猛スピードで運んでくれた.医学生に「アナタハナゼコノヨウナメンドクサイシゴトヲヒキウケタノデスカ」と私が下手な英語で聞くと,彼は「英会話の勉強になるからです」と真面目な顔で答えてくれた.午後8時からウルム大学内でwelcome partyが行われ,私達は,岡山大学の大田先生とともに,図々しくも会長のテーブルに陣取り,なごやかにドイッビールを満喫した.
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