Japanese
English
論述
𦙾骨高原骨折に対するbook-open法による治療成績
Results of Bone-grafting with Book-open Method for Tibial Plateau Fractures
廣田 健
1
,
石山 照二
1
,
山本 隆文
1
,
太田 信彦
1
,
西塔 進
1
Takeshi Hirota
1
1住友病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Sumitomo Hospital
キーワード:
tibial plateau fracture
,
𦙾骨高原骨折
,
surgical treatment
,
手術的治療
,
book-open method
,
book-open法
Keyword:
tibial plateau fracture
,
𦙾骨高原骨折
,
surgical treatment
,
手術的治療
,
book-open method
,
book-open法
pp.249-254
発行日 2001年3月25日
Published Date 2001/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903221
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抄録:Book-open法による手術治療を行った12例につき治療成績を検討し,その有用性を評価した.骨折型はHohl分類B型2例,C型5例,D型1例,F型4例であった.𦙾骨前面をノミを用いて長軸方向に骨切りし,観音開き状に開大し,陥没骨片を関節面から約1cm遠位の部分で骨ノミにて切離,近位骨片を一塊にして持ち上げ整復,生じた骨欠損部には腸骨からの移植骨を採型してブロック状の骨移植を行い,内固定するという方法である.治療成績はHohl & Luckの評価法において,解剖学的評価で優6例,良4例,可1例,不可1例,機能的評価で優8例,良3例,不可1例であった.これは諸家の報告による成績と比較しても良好である.以上のように,𦙾骨高原骨折に対するbook-open法による骨移植術は良好な臨床的,X線学的成績が得られることがわかった.
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