Japanese
English
論述
Deltafit型人工膝関節の手術成績―可動域に重点をおいて
A Short Term Clinical Result with a Cemented Total Knee Replacement
青山 朋樹
1
,
小谷 博信
1
,
三木 堯明
1
,
千束 福司
1
,
原 聖
1
,
武富 雅則
1
,
大西 勉
1
,
長谷 隆生
1
,
西庄 功一
1
,
坂本 相哲
1
,
上尾 豊二
1
Tomoki Aoyama
1
1玉造厚生年金病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Tamatsukuri-Kouseinenkin Hospital
キーワード:
total knee replacement
,
人工膝関節置換術
,
range of motion
,
可動域
Keyword:
total knee replacement
,
人工膝関節置換術
,
range of motion
,
可動域
pp.1061-1066
発行日 1998年9月25日
Published Date 1998/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902518
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抄録:当院で施行したDeltafit型人工膝関節のうち1年以上の経過観察の可能であった84例103膝において臨床成績,X線所見について調査し検討を行った.特に近年,本邦では人工膝関節に深屈曲が求められていることから可動域の点について詳しい検討を行った.
臨床成績は三大学試案膝関節機能評価点数を用い,術前平均51.5点が86.6点に改善した.可動域は術前119.8°が127.1°に改善し,OAでは122.9°が127.3°に,RAでは98.9°が126.1°に改善し,特にRAにおける改善が著しかった.130°以上の深屈曲が可能であるのは56膝(53.7%)と半数以上の例において深屈曲が達成された.
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