整形外科英語ア・ラ・カルト・42
比較的よく使う整形外科用語・その9―主に“Tetanus”の予防法について
木村 專太郎
1
Sentaro Kimura
1
1那珂川病院
pp.296-297
発行日 1996年3月25日
Published Date 1996/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901857
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●decubitus ulcer(デキュビタス・アルサー)
これは“褥瘡”のことであり,普通の言葉では“bedsore”(ベッドソア)や“pressure sore”(プレッシャー・ソア)という.“sore”は,痛みや潰瘍のことである.
私が医者になった頃(昭和39年)は,日本ではまだ大腿骨頚部骨折の治療は牽引療法が主であった.長期臥床のため患者の殿部に褥瘡が発生し,痴呆も問題であり,また死亡率も高かった.
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