Japanese
English
シンポジウム 機能的電気刺激(FES)の理論と実際
FESの最近の進歩
Recent Advances in Functional Electrical Stimulation
半田 康延
1
Yasunobu Handa
1
1東北大学大学院・医学系研究科運動障害学講座・運動機能再建学分野
1Tohoku University School of Medicine
キーワード:
機能的電気刺激
,
functional electrical stimulation
,
脊髄損傷
,
spinal cord injury
,
脳血管障害
,
cerebrovascular accident
Keyword:
機能的電気刺激
,
functional electrical stimulation
,
脊髄損傷
,
spinal cord injury
,
脳血管障害
,
cerebrovascular accident
pp.155-162
発行日 1995年2月25日
Published Date 1995/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901562
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抄録:近年のコンピュータ技術の著しい進歩に伴い,脳卒中や脊髄損傷で麻痺した手足へのFESの研究が飛躍的に発展してきている.
FESには,下肢制御に主に用いられる表面電極方式と,上肢制御に多く使われる埋め込み電極方式とがあるが,究極のものとして完全埋め込み方式のFESの開発が世界的に活発になってきている.
臨床応用の面では,上肢においては,頚髄損傷の麻痺手の制御が主流であるが,本邦では,中枢性に麻痺した上肢全体を経皮電極式FESで機能再建することができている.
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