Japanese
English
特集 FRIの診断と治療—骨折手術後感染の疑問に答える
FRIにおけるDebridement・死腔の処置・再建前固定(内固定と創外固定)
Debridement, Treatment of Dead Space, and Pre-Reconstructive Fixation (Internal and External Fixation) in FRI
佐々木 源
1
,
渡部 欣忍
1
Gen SASAKI
1
,
Yoshinobu WATANABE
1
1帝京大学医学部整形外科学講座
1Department of Orthopaedic Surgery, Teikyo University School of Medicine
キーワード:
デブリドマン
,
debridement
,
パプリカサイン
,
paprika sign
,
IMT
,
induced membrane technique
Keyword:
デブリドマン
,
debridement
,
パプリカサイン
,
paprika sign
,
IMT
,
induced membrane technique
pp.781-785
発行日 2023年6月25日
Published Date 2023/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202703
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デブリドマンの目的は,壊死や感染が拡大する可能性のある創の状態に対して壊死組織や感染した組織を除去することによって,今後生存し得る創に転換させることである.完全なデブリドマンの実行は局所の感染を制御できるといっても過言ではない.感染した組織,血流の悪い組織を徹底的に除去することができてから,次の再建への治療方針を計画することができる.骨欠損が生じた場合には,骨セメントと創外固定器やギプスなどの外固定の使用によって次の骨再建へのfirst stepを行う.
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