増大号特集 できる整形外科医になる! 臨床力UP,整形外科診療のコツとエッセンス
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スペシャリストからのメッセージ
プロフェッショナルとしての脊椎外科医であるということ—科学的に妥当な「より長もちをする」術式選択のための積分値理論
金子 慎二郎
1
Shinjiro KANEKO
1
1藤田医科大学医学部脊椎・脊髄科
1Department of Spine and Spinal Cord Surgery, Fujita Health University, School of Medicine
pp.712-716
発行日 2023年5月25日
Published Date 2023/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202686
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はじめに
今回,このような機会をいただき,本稿に記させていただいた内容は,ベテランの先生方にとっては当たり前のことばかりで,釈迦に説法的な内容になっているが,主には若手の先生方向けという本企画の趣旨に沿った形をとっており,御容赦をいただければ幸いである.
本稿のサブタイトルを,本稿の後半部分で述べる内容である「手術後の単純X線写真から術者がどのような医師かがわかる」という,メッセージ性という意味ではより明確でメッセージ性が高いと考えられる文言にさせていただくことも検討していたが,あまりにも角が立ち過ぎる感じがしたので,「科学的に妥当な『より長もちをする』術式選択のための積分値理論」をサブタイトルとした.
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