特集 成人脊柱変形 手術手技の考えかた・選びかた
提示症例 後側弯例
松山 幸弘
1
1浜松医科大学整形外科学教室
pp.317-321
発行日 2021年4月25日
Published Date 2021/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201954
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▶症例
症例:MM 59歳
主訴:腰痛,疲労性の腰痛
既往歴:高脂血症,肝機能異常,高血圧
現病歴:1990年頃から腰痛があり,整形外科を受診し側弯を指摘されていた.
2008年頃,横座りでくしゃみをしてから腰痛が出現した.
整形外科(理学療法,内服療法,簡易装具療法),整体(ストレッチ)・鍼灸を受診.
鍼灸で症状は和らいだ.
2015年11月,O病院受診.2018年2月,母の介護をしてから腰痛再燃.
臥位も大変になり手術を希望し,2018年9月初旬,当院外来に紹介され受診した.
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