Japanese
English
調査報告
女性整形外科医師のサブスペシャリティーとワークライフバランス
Subspecialty and Work-Life Balance of Women Orthopaedic Surgeons
浦川 ひかり
1
,
中 紀文
2
,
早石 泰久
1
,
三木 健司
1
,
早石 雅宥
1
,
吉川 秀樹
2
Hikari URAKAWA
1
,
Norifumi NAKA
2
,
Yasuhisa HAYAISHI
1
,
Kenji MIKI
1
,
Masahiro HAYAISHI
1
,
Hideki YOSHIKAWA
2
1早石病院整形外科
2大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学講座(整形外科)
1Department of Orthopaedic Surgery, Hayaishi Hospital
2Department of Orthopaedic Surgery, Osaka University Graduate School of Medicine
キーワード:
女性医師
,
women doctors
,
サブスペシャリティー
,
subspecialty
,
ワークライフバランス
,
work-life balance
Keyword:
女性医師
,
women doctors
,
サブスペシャリティー
,
subspecialty
,
ワークライフバランス
,
work-life balance
pp.245-252
発行日 2017年3月25日
Published Date 2017/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200770
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
背景:女性整形外科医師のサブスペシャリティーやワークライフバランスの実態調査は極めて少ない.
対象と方法:大阪大学整形外科教室所属の女性医師31名からアンケート調査の回答を得た.
結果:16名がサブスペシャリティーを持ち,手外科,リハビリテーションが多かった.15名が卒後平均8.5年で第1子を出産し育児と両立していた.27名が腕力不足やX線被曝など,整形外科業務で女性特有の困難を感じていた.
まとめ:女性整形外科医師の7割以上がサブスペシャリティーを持ち,個々の多様なワークライフバランスを実現していた.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.