Japanese
English
誌上シンポジウム 反復性肩関節脱臼後のスポーツ復帰
ハンドボールにおける競技復帰
Shoulder Instability in Team Handball Players
山門 浩太郎
1
,
北岡 克彦
2
Kotaro YAMAKADO
1
,
Katsuhiko KITAOKA
2
1福井総合病院整形外科
2木島病院整形外科
1Department of Orthopaedics, Fukui General Hospital
2Department of Orthopaedics, Kijima Hospital
キーワード:
ハンドボール
,
team handball
,
反復性肩関節脱臼
,
recurrent shoulder dislocation
,
手術
,
surgery
Keyword:
ハンドボール
,
team handball
,
反復性肩関節脱臼
,
recurrent shoulder dislocation
,
手術
,
surgery
pp.753-757
発行日 2015年8月25日
Published Date 2015/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200292
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ハンドボール選手の脱臼を治療するにあたって,コンタクトスポーツであり投球競技でもあるハンドボールの特性を理解して治療プランを決定しなければならない.また,腱板損傷や上方関節唇損傷を伴うことは決して稀でなく,背景にオーバーユースの要素が存在することを忘れず手術を行う必要がある.術式選択では,鏡視下手術か観血的手術か,関節内修復か関節外再建か,あるいはこれらを組み合わせて行うかといった決定がなされねばならない.われわれはISISスコアを指標とし,5点以上の場合では原則として観血的烏口突起移行術を選択している.
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