Japanese
English
誌上シンポジウム 股関節鏡の現状と可能性
FAIの画像診断
Diagnostic Imaging for Femoroacetabular Impingement
星野 裕信
1
Hironobu HOSHINO
1
1浜松医科大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Hamamatsu University School of Medicine
キーワード:
大腿骨寛骨臼インピンジメント
,
femoroacetabular impingemet
,
股関節唇損傷
,
labrum tear
,
関節鏡視下手術
,
arthroscopic treatment
Keyword:
大腿骨寛骨臼インピンジメント
,
femoroacetabular impingemet
,
股関節唇損傷
,
labrum tear
,
関節鏡視下手術
,
arthroscopic treatment
pp.409-413
発行日 2015年5月25日
Published Date 2015/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200202
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FAIの診断における画像評価は,その特徴的な骨形態によりインピンジメントを来す疾患概念であることを踏まえ,臨床症状と合致するかどうかが重要である.画像診断には単純X線所見が最も簡便かつ有用であり,Pincer type,Cam typeそれぞれにいくつかの特徴的な所見があるが,症状を呈さない健常者にもみられることをよく理解する必要がある.また2次元的な評価には限界があり,CTを用いた3次元的な評価や,実際に衝突するかどうかのインピンジメントシミュレーションも診断や治療を計画するうえで有用である.
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