連載 整形外科最前線 あなたならどうする?・30
整形外科最前線 あなたならどうする?
朝熊 英也
1
,
川上 亮一
2
1大原綜合病院整形外科
2福島県立医科大学医学部整形外科学講座
pp.895-899
発行日 2014年10月25日
Published Date 2014/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200013
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症例
症例:61歳,男性,新聞店勤務
主訴:左下腿術後創離開
現病歴:新聞配達のためバイク走行中,凍結路面で転倒し受傷した.前医に救急搬送された.頭部外傷なし.他部位損傷なし.下腿以下シーネ固定され,受傷後第4病日,手術加療目的に当院へ転院した.腫脹軽減,水泡形成部の上皮化を待って第14病日,観血的骨折手術を施行した.術後一部閉創不可のためshoelace sutureを行った.1週間後にいったん閉創したが,徐々に創縁が壊死し,創部離開した.
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