Japanese
English
誌上シンポジウム 下肢壊疽の最新治療
疾病性高齢者下肢切断と義足―最新事情と臨床実践
Prosthesis for the Elderly People with Vascular Disease. New Topics and Clinical Practice
梅澤 慎吾
1
,
臼井 二美男
1
,
岩下 航大
1
,
興津 太郎
1
Shingo UMEZAWA
1
,
Fumio USUI
1
,
Koudai IWASHITA
1
,
Taro OKITSU
1
1公益財団法人鉄道弘済会義肢装具サポートセンター
1Tetsudokosaikai Foundation Prosthesis and Orthosis Care Center
キーワード:
高齢者
,
elderly
,
血管原性疾患
,
vascular diseases
,
義足
,
prosthetic leg
Keyword:
高齢者
,
elderly
,
血管原性疾患
,
vascular diseases
,
義足
,
prosthetic leg
pp.43-51
発行日 2014年1月25日
Published Date 2014/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102934
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下肢切断の原因は,外傷機転多数の時代から糖尿病性壊疽・閉塞性動脈硬化症など循環障害によるものが多数を占める時代になった.切断・義肢領域に携わる医療者の見解もまた,時代に合わせるかのように疾病性切断の困難さに言及してきた.義足も進化したが,およそ10年前を振り返ると,その歩みは疾病構造の変化に対して,若干の遅れがあったと言わざるを得ない.しかし現在,義足は日本人高齢者の体躯に見合う新たな選択肢が増えている.骨格構造義足が主流となって以降,主に中高活動者向けに進化を遂げた製品開発は,次代の問題解決に向けて動き出している.
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