Japanese
English
誌上シンポジウム 内視鏡診断・治療の最前線
脊椎内視鏡手術
Recent Developments in Endoscopic Spine Surgery
山田 宏
1
,
吉田 宗人
1
Hiroshi YAMADA
1
,
Munehito YOSHIDA
1
1和歌山県立医科大学整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Wakayama Medical University
キーワード:
脊椎内視鏡
,
spinal microendoscopy
,
腰椎椎間孔狭窄
,
lumbar foraminal stenosis
,
腰椎椎間孔外狭窄
,
lumbar extraforaminal stenosis
Keyword:
脊椎内視鏡
,
spinal microendoscopy
,
腰椎椎間孔狭窄
,
lumbar foraminal stenosis
,
腰椎椎間孔外狭窄
,
lumbar extraforaminal stenosis
pp.969-974
発行日 2012年10月25日
Published Date 2012/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102480
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脊椎内視鏡手術は単に傷が小さくて痛みが少ないというだけでなく,従来法では成し得なかったことが達成可能な新しいサージカルテクニックという側面も有している.本稿ではその代表的な事例として腰椎椎間孔部(椎間孔内および外)狭窄症に対する最新の脊椎内視鏡手術の実際と治療成績を紹介する.従来法では徹底した神経除圧と峡部・椎間関節の温存を両立することが困難であったが,脊椎内視鏡の導入によってこの問題は解決可能となった.脊椎内視鏡手術は今後,同病変における手術療法の新しいスタンダードになる可能性を有している.
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