Japanese
English
誌上シンポジウム 難治性足部スポーツ傷害の治療
アキレス腱再建術によるスポーツ復帰
Reconstruction of Chronic Achilles Tendon Disorders with Autograft Transfer
内山 英司
1
Eiji UCHIYAMA
1
1関東労災病院スポーツ整形外科
1Kantoh Rousai Hospital Sports Orthopedics Surgery
キーワード:
アキレス腱
,
Achilles tendon
,
再建術
,
reconstruction
,
ヒールレイズ
,
heel-raise
,
腓腹筋腱膜弁
,
gastrocnemius flap
Keyword:
アキレス腱
,
Achilles tendon
,
再建術
,
reconstruction
,
ヒールレイズ
,
heel-raise
,
腓腹筋腱膜弁
,
gastrocnemius flap
pp.735-740
発行日 2012年8月25日
Published Date 2012/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102418
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アキレス腱再断裂に対し適切な長さ調節と強固な固定を得るため遊離腓腹筋腱膜弁を使用した再建術を行っている.手術後は早期可動域(ROM)訓練,早期荷重が可能で,術後5日で全荷重歩行,術後12日でROM訓練が開始される.アスリートでは片脚ヒールレイズ(以下,HR)達成は平均11.1週,スポーツ復帰の平均は22.7週であった.踵骨から剝離断裂した特殊な断裂形態に対する縫合法や半腱様筋腱を使用した再建方法も解説する.また手術治療効果の判定はアキレス腱本来の機能である片脚HR獲得時期の評価が重要である.
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