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誌上シンポジウム 大震災と整形外科医
DMATにおける大災害下の医療活動の経験から
Lessons Learned from DMAT Medical Activities in the Great Disaster
谷川 攻一
1
Koichi TANIGAWA
1
1広島大学大学院医歯薬学総合研究科救急医学
1Department of Emergency and Critical Care Medicine, Graduate School of Biomedical Sciences, Hiroshima University
キーワード:
災害派遣医療チーム
,
disaster medical assistance team
,
DMAT
,
災害
,
disaster
,
放射線
,
radiation
Keyword:
災害派遣医療チーム
,
disaster medical assistance team
,
DMAT
,
災害
,
disaster
,
放射線
,
radiation
pp.231-234
発行日 2012年3月25日
Published Date 2012/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102281
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2011年3月11日の震災は,これまでに経験したことのない規模の地震,巨大津波による被害,そして福島第一原子力発電所の事故を特徴とした複合型災害である.地震発生後,巨大津波により2万人近くの人命が失われ,被災地では広範囲におよぶインフラストラクチャーが損壊した.また,福島第一原子力発電所事故では緊急避難において犠牲者が発生した.多くの医療機関が被害を受け,避難あるいは機能低下を強いられる中で,災害急性期において活動する災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team:DMAT)が全国から現地へ赴いた.
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